超・大地震

Cinema

(2024年/アメリカ)

のっけからなんですが、これはちょっとド級の駄作ではないかと。

バミューダ海峡で作業中の潜水艦が海底に眠る核爆弾を爆発させてしまったことから(たぶん)全世界規模の大地震が発生!!!この大地震の描写はそれなりに迫力があって期待が膨らむのですが、地震研究所(?)の女性博士と童顔エンジニア君、そして女性博士の実兄で変わり者の天才博士が出てくると途端にスピードが落ちます。

なにしろ緊張感というか緊迫感が欠如してるんですね。「大地震っちゅうても、まぁ自分には関係ないし」みたいな雰囲気がセリフや表情や立ち居振る舞いにでちゃっているうえに、カメラワークも「普通そうはならんやろ」という撮り方なんですね。

まともな監督だったら「こういう構図で撮りたい」というのがまずあって、そうなるようにセットや人を配置するわけですが、思い付きで撮り始めた(としか思えない)ので、映っちゃいけないものを映さないために珍妙なアングル&カット割りとなったと思われます。

断崖絶壁すれすれに不時着した旅客機から女性博士の娘が脱出するシーンや、画面の真ん中に真っ黒なパソコンの背中を映しながら延々と3馬鹿トリオ(としか思えない)が「マグマに照射するレーザーの角度が」「ここにも天才がいたとは。アハハハ」とか言い合うくだりとか。

そして、いうまでもありませんがストーリー(と呼ぶべきか)の稚拙さたるや、ここに要約するのもはばかられます。極め付けはクライマックス、地球絶体絶命のピンチに決死の覚悟で地底エレベーターを降りて行った女性博士による、余りにも非ドラマチックなアクション!寝落ち寸前からの「カチャン」って・・・。

映画のプロたちが寄ってたかってこれを作り上げたことがミラクル。いやぁ、どれだけ語っても語りつくせない「超・大駄作」でした!

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