Cinema

サバイバー2024

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(2021年/アメリカ) 全世界的なウイルス感染により滅亡の危機に立つ人類。免疫を持つ娘に子を産ませようと追う教祖的おっさん一味。娘は遠縁の元FBIの男がいる農園に逃げ込むのだが・・・というストーリー。 コロナウイルス禍最中の映画ということもあって緊張感があります。もしかしたら今頃こんなことになってたのかもなぁ、と。 でも農園に逃げ込んでからの一味との攻防がほとんど子どもの雪合戦レベル。時々カット...

エア・ストライク

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(2018年/中国) 中国の戦争映画で、日中戦争時の日本による爆撃がベースとなっている作品。製作としてメル・ギブソンが絡んでいるというのもよく分かりませんが、連合軍上官役でブルース・ウィリス御大が出演、というのがまた雲行きを怪しくさせます。 連合軍上官と中国軍のエースパイロットたちの軋轢、日本軍の爆撃に逃げ惑う民衆、爆撃を縫って成り行きでトラックで基地を目指す一行、と複層的に映画は進んでいきます。...

パーフェクト・リベンジ

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(2015年/アメリカ・スペイン) 出張でスペインにアメリカ銀行員が滞在ホテルからネットで現地女性を買春。要介護で気難しい母親と反抗がちな娘への腹いせとばかりにもう一度彼女にアクセスしたところ、部屋に男たちが押し入って彼女を監禁。彼女を救出すべく彼がとった行動とは・・・というストーリー。 エロティックサスペンスな出だしでしたが、保身的な銀行員の同僚が登場したり、売春婦の赤ちゃんをホテルに引き取った...

ハングマン

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(2017年/アメリカ) ちょっとヨレた雰囲気のベテラン刑事、見覚えがあると思ったらやっぱりアル・パチーノ御大でした。やっぱりちょっとした立ち居振る舞いに漂うオーラ、さすがです。 その相棒はMr.ビーン的な濃い風貌のカール・アーバン氏(「スタートレック」シリーズ、「パーフェクト・ルーム」)。 死体を首吊りに仕立てる猟奇殺人犯を追う二人とMr.ビーンに密着取材する女性記者。彼らを翻弄するように24時...

ストレンジ・アフェア

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(2019年/カナダ) 身籠った大きなお腹を抱えた若い女性が恋人宅を訪れて「彼の子だ」と。彼氏の母親と弟は唖然。なぜなら彼氏は5年前に事故死していたのだから・・・という謎めいたオープニングが印象的な作品。 母親役は『ゴーン・ベイビー・ゴーン』で娘を誘拐された母親役として高い評価を受けたエイミー・ライアンさん。今回もヒリヒリするような存在感で映画を引っ張ります。彼女役は『ワンス・アポン・ア・タイム・...

エリカ&パトリック事件簿 踊る骸

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(2013年/スウェーデン・ドイツ) どう贔屓目にみてもイマイチなタイトルで、全く期待せずに鑑賞。 しかしながら、制作国スウェーデン・ドイツというお国柄もあってか、抑えたトーンで延々と緊張感を保ったままエンディングを迎える、なかなか見応えある作品でした。 夫と生まれたばかりの子どもとともに引っ越ししてきた女性作家のもとに「お前の兄だ」という見知らぬ男が訪ねてくる。というサスペンスフルな出だし。 そ...

ユージュアル・ネイバー

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(2013年/アメリカ) 後から知りましたが『ワイルドシングス』のジョン・マクノートン監督作品とのこと。 というわけで、このところのB級路線とは一線を画した作品となっております。 登場人物はそれほど多くないのですが、子役も含めてそれぞれが安定感のある演技で目が離せませんし、ちょうど良い頃合いに事態が進んでいく脚本も観客を飽きさせません。上手いですね。 クライマックスはもっと主人公たちを追い詰めるこ...

バッド・トラップ

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(2013年/アメリカ) タイトルからしてB級感が漂いますが(原題「Abstraction」=抽象化)、さてどうでしょうか。って最近このパターンばかりですね。 もう何と言ってもカメラワークやコマ割りがB級で、やたら画面はグラグラ揺れるし、思わせぶりながら全く意味のないカット(どうでもいい横顔を別角度から撮ってみたり、風景を挟んでみたり)が多すぎて・・・。細かいところですが、特にヒロイン役のリップノ...

ヒッチハイク・キラー

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(2015年/フランス・イギリス) タイトルからしてB級感が漂いますが(原題「Road Games」)、さてどうでしょうか。 ヒッチハイクで旅する、ちょっとハリーポッター・ダニエル・ラドクリフ君似の英国青年が、同じくヒッチハイカーの仏国女子と出会い、「ヒッチハイク殺人」がニュースとなっている最中、いかにも怪しげなおじさんの車をヒッチハイクして・・・というストーリー。 このおじさんの奥さんもなかなか...

ラスト・シーン ~未来を見た女

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(2018年/アメリカ) 中盤くらいまで「これはB級なのだろうか、そうではないのだろうか」と判断が付かなかったのですが、終盤にかけて「大丈夫、これはB」だと。 極め付けはラスト、クライマックスたるべき乱闘シーンや黒幕が誰かという謎解きのグダグダさですが、そもそも主人公の「未来がフラッシュバックする」という折角の(そして本作の唯一の差異化ポイントである)設定がほとんど生かされていないのが致命的です。...