(2018年/アメリカ)
ブルース・ウィリスほどではないにせよ、結構な頻度でお見掛けするニコラス・ケイジさんの登場です。
主人公は、間もなく引退を控えたベテラン警察官のマイク(演:ニコラス・ケイジ)。ある日彼は、処分として同乗させることになった高校生のケニーをパトカーに乗せ、いつも通りの地域巡回を行っていました。その最中、街の中心部で極めて重武装したプロの強盗グループによる、米国史上最悪規模の銀行強盗事件が発生します。偶然にも現場の最前線近くに取り残されてしまったマイクとケニー。 圧倒的な火器で武装し、人質を取って立て籠もる凶悪な強盗団を相手に、マイクは少年を護衛しつつ、命がけの人質救出と防衛戦に挑むことになります。(Gemini)
黒人ケニーに絡めたいじめ問題、妻を病気で失ったばかりのベテラン警察官と娘の軋轢、その娘の結婚相手でニコラスと同僚の若き警察官との間に出来た新しい命・・・と色々なファクターを絡めながら進むのですが、どうも流れが悪いよなぁ、と思ったらまさかの実話ベースでした。
1997年にカリフォルニア州ノースハリウッドで発生し、警察と犯人グループの間で激しい銃撃戦が繰り広げられた実際の銀行強盗事件(ノースハリウッド銀行強盗事件)がモチーフ(Gemini)、だそうです。
Wikipediaで事件の内容を調べてみると、「事実」の部分と「フィクション」で付け足された部分が明快で、例えばすべて「フィクション」であれば上手く流れるであろうところを、なまじっかな「事実」がそれを詰まらせちゃってるんですね。
そんなわけで映画としては残念なところもありますが、銃撃戦の迫力も凄いですし、凶悪な犯罪がこんな風に罪のない人たちの日常生活を壊すかも、という「映画の云わんとするところ」も理解できますし、ニコラス・ケージの演技もナチュラルにして見応え十分、上官に向かって怒りを爆発させるシーンの迫力なんて流石の一言です。
う~ん、でもどこを切っても「あともう一声」という感じなんですよねぇ。
それと余談ですが、「事実」と「フィクション」の相違点のひとつに「犯人の数」(事実2人→4人)がありますが、その4人のうちのひとりがニコラス・ケージのジュニアというトリビアもあります。3人だとあからさま過ぎだったのかな???
コメント