曲紹介
お早うございます!曲レシピです。いつもと違って今回は朝からのアップです。というのも本日中に歌入れを含めた完成形をアップしてしまいたいという思惑がありまして。
というわけで、今までパート毎や楽器毎の音源アップでしたが、やることがなくなったのでオケ完成です。仕上げの「塩コショウ」で何をしたのか覚えている限り列挙したいと思います。
▼ドラム
・サビのオープンハイハット4分打ち→ライドのカップに変更。そんなシャンシャン言わす曲でもなかろう、ということで。
・サビのシンコペーション部分をバスドラのみでベースに忖度。以前ベース君がひねりを加えようとシンコペーションした部分、スネアを含むドラム全体でこれを強調する手もありますが、そこまでドラマティックに流れを変える必要性もないと判断して、しかしベース君のプライドにも気を配って、そっとバスドラとシンバルでシンコペーションさせてます。ベース君にはくれぐれも内緒、ということでお願いします。
・オカズ(フィルイン)入れ。好きな作業です。実際叩いている様を想像しながら盛り上がります。見回せばひとりぼっちですが。
・音量等調整。ハイハットとシンバル系の音を下げて、SI-Drum内にある「COMPRESS」というつまみを39%まで上げました。そうするとよくわからないコンプレッサーがかかって、圧縮されつつも音がブワッと広がり、太鼓類はよりワイルドに、金物はよりシュワンシュワンになります。
ね、よく分からないでしょ?でもいつもドラムの打ち込みを終えて、最後にこのツマミを上げる瞬間が楽しみなのです。それまでスタジオの隅で青白い顔してたドラムがやおら前にせり出してくるような。
▼タンバリン
場末のスナックよろしく、やっぱりタンバリンを入れると場が盛り上がるような気がするんですね。ときどき虚しさが余計に増したりもしますが。
マイクはわざわざSHURE SM58を唄小屋に設置して録りました。新兵器audio-technicaのAT2035だと高音が強すぎそうだったので。
というわけで「(1)サビまで」「(2)サビ」の2パターンを何小節か録って、リズムと音量バランスの良いところを切り取ってループさせてます。
基本的に「徹頭徹尾、生演奏」というこだわりは皆無なんですね。そこに時間をかけるなら他のアイデアに労力を費やしたい派です。要するにミュージシャンとして邪道ということですね。
▼ギターソロ(誤魔化し)
どう聴いても後半のエセ速弾きフレーズがハチャメチャ。「だったら弾き直せ」という幾多の声を無視して、これを誤魔化します。具体的にどうするのかというと、ハチャメチャ速弾き部分をカットして別トラックに移動、そこにショートディレイをかけます。
するとアラ不思議!ハチャメチャなフレーズが「稚拙なテクニック」によるものなのか、はたまた「ディレイ」によるものなのか判断がつかなくなるじゃありませんか!?「それが一体何の解決になっているのだ!」ですって?・・・・・・無視。
▼エンディング
シンセサイザーの音が持続音(オルガン系)のエンベロープなので、鍵盤を離すとそこで「ブッ」と音が消えちゃいます。これがどうしてもエンディングの余韻を断ち切るので、DAW(Cakewalk by BandLab)側の音量スライダー操作を記録する機能を使って無理矢理フェードアウトさせてます。
マスターボリュームで曲全体をフェードアウトさせても良かったんでしょうけれど、何となくギターやベースたちは自然な減衰を残す方が曲に合っているような気がしたんですね。当方なんて曲が求めるものを求められた通りにやるだけのクルーですから。
今回はここまで。次回はいよいよ完成品アップ、となります。それでは!
歌詞
▼【曲レシピ】オケ完成
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