(2003/アメリカ)
「絶対見るべきサスペンス映画」より。初めてニコラス・ケイジさんを見ました。なんだかモト冬樹さんみたいな人だな、と。
映画はオープニングから映像・音楽ともにお洒落で、191分という長丁場ながら全く飽きることなく楽しませていただきました。どんでん返しも凄かった。
詐欺師二人組に娘が加わるという展開は「カラスの親指」みたいで、そういえば14歳の娘役のアリソン・ローマン嬢が、能年さんのような存在感でした。雰囲気は前田敦子さんみたいでしたが。実年齢当時22歳!子どもにしか見えない。さすが詐欺師娘。
モト冬樹氏は「おれは泥棒じゃない!アーチスティック詐欺師だ!」「お金だって向こうから持ってくるんだ!」と言ってましたが、立場逆転、しかもお金だけではなくもっと大事なものも失うことになって、ラスト近くの「あれから世の中の見方が変わったんだ」というセリフに繋がるんですね。
色々とあとからじわじわくる良い映画です。
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