リクルート

Cinema

(2003年/アメリカ)

ロジャー・ドナルドソン監督作品。他の監督作品にはトムクルーズの「カクテル」、ケヴィン・コスナーとジーン・ハックマンの「追いつめられて」、ニコラス・ケージの「ハングリー・ラビット」と大物俳優を使った大作系を手掛けてます。本作も大御所アル・パチーノ、「フォーン・ブース」のコリン・ファレルと濃いメンバーです。

というわけでアメリカ人好みと思われる明快でスピード感のある展開でぐいぐい引っ張っていってくれます。一体どこまでがテストでどこまでが現実なのか、観ているものを迷路に放り込んでしまいます。上手いですね。

個人的には、ICAの極秘ファイルを盗み出すためにICA教官バーク(アル・パチーノ)が、クレイトン(コリン・ファレル)にレイラたちの行動を暴くよう指示したのかが理解できませんでした。

ラストのアル・パチーノの「え?俺じゃなかったの?」というスーパーおとぼけぶりもそれまでのキャラクターから一転、これぞどんでん返しです。

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