鑑定士と顔のない依頼人

Cinema

(2013年/イタリア)

これはいろんなところで目にするので気になっていた作品です。イタリア映画というのも珍しいですね。

借りた時には意識していなかったですが「どんでん返し」系でした。あのロボットは一体全体なんだったんだろうと思ってたのですが、ラストで主人公が歯車だらけのカフェでひとり座っているシーンと関連があるのかもしれないな、と最近思いました。歯車だらけのロボットの蓄音機で繰り返される主人公のセリフと、歯車だらけのカフェの中に佇む主人公。「どういう意味なんだ」と言われると、ちょっと分からないですが。

「復讐するのにそこまでするか」という『オールドボーイ』的作品ですが、なんかずっと心に残る作品のような気がします。ストーリーとかじゃなくて、なんといいますかその「佇まい」のようなものが。

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