(2010年/アメリカ)
TSUTAYAのサスペンスコーナーでいつも「おすすめ」としてディスプレイされている作品でいつかは見ないと、と。
オードリーヘプバーンを思わせるナタリー・ポートマンの生真面目そうな美しさが際立っています。こういうバレーの主役と振付師とか、映画監督と女優とか、いわゆる「枕営業」的な側面って個人的にはあんまり見せて欲しくないと思っているのですが、まぁ映画の建て付けとして仕方ないですね。
そういうのもありつつ、過保護というかちょっと変な母親との関係も含めて主人公がどんどん追い詰められていく。
ホラー映画的なおどかしが結構あったので、いかがなものかという感じはしますが、何はともあれ見ていて胃が締め付けられるような緊張感がラストまで継続して、その頂点でのエンディングが強烈なカタルシスに繋がるところは、さすが「おすすめ」な作品でした。「SAW」なんかも凄かったですが、この作品もしばらく鳥肌がおさまりませんでした。
だからといって誰が見ても同じように良いと思うかというとちょっと分かりませんが。
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