(1987年/西ドイツ)
これはほとんど「ジャケ借り」の一本。どっかで聞いたことのあるタイトルだな、というのもあったんですが。
映画を見始めて、いつもの「音声/字幕」選択がないことに気付く。あれ?とくにケースにも何も書いてないけどなぁ・・・。これまで沢山映画を見てきましたが、初めて「字幕なし」で洋画を見ることに。
役者さんの表情とか声の感じや相手役のリアクションとかから「多分こんなこと言ってるんだろうな」と想像しながら見るわけですが、観終わってみると結構分かったような感じがするもんですね。
思うに、例えば車の運転をしていても標識やら警告文やら全部を一字一句確認しながら運転しているわけではなくて、ぼんやりしながらも適宜状況判断をしてちゃんと目的地に着いてたりするわけです。
最初は「なんだこのおばさん。ひょっとしてこの人が主人公?」と思ってたのですが、だんだんなんとなく可愛く思えてくるところが、もうこの映画に(セリフは全く分からないけど)入り込めた証拠なんでしょうね。この主人公が何故この「バグダッド・カフェ」に留まることにしたのかはよく分かりませんがそれでも印象的な映画でした。
ちなみにたびたび流れていたテーマ曲「コーリング・ユー」はこの映画で一躍ヒットしたらしいです。正直映画に(特にこのヒロインに)合っているとは思えなかったんですが。
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