(2014年/アメリカ)
これはサスペンスコーナーにあったのかな?ホラーコーナーかな?以前、何かの映画の「新作紹介」で見た記憶があったので借りてみた、と。
山奥のロッジにやってきた10名の男女(この人たちの繋がりもイマイチよく分からない)が次々にひとりずつ消えちゃう、という話。
ネタバレしちゃいますが、何故消えちゃうのか、どこに消えちゃうのか、どういうタイミングで消えちゃうのか結局何も明かされません。このロッジの周りにはさっきまで居た痕跡のある人たちや虫や鳥すら消えちゃってます。近くの湖も季節外れに凍っていたりして寒暖もハチャメチャになっているようです。ということでこのロッジの周りは何だかよく分からない超常現象が起こっている「山奥のバミューダ―海域」みたいな感じなのでしょう。
原題となっている「Don’t Blink」(瞬きするな)や「Help Me」という意味ありげな書き置きがあったり、ホラー映画にありがちなビビらせが入ったり、とかなり「B級」感溢れる作品でした。別に人々が急に消えちゃう理由なんてどうでもいいのですが、何かが決定的に致命的に欠けている感じがするんですね。それは、映画としては消えちゃってはいけない何かが。だからというわけでもないんでしょうが、この映画はWikiPediaでも出てきません(英語版にはあり)。
関係ないですが、ザック・ウォードという人の顔がなんとも印象的でした。
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