(2012年/アメリカ)
頭のちょっと足りない若者たちが人里離れたキャビンでバカ騒ぎのつもりが、地下室の日記のラテン語の呪文を読み上げてしまったことで復活したゾンビに襲撃され・・・という定番的ホラーストーリーの裏で、それを研究所の大モニターで観察する大勢の人たち・・・実に面白い展開です。
恐怖で逃げ惑う若者たちを面白半分に見続けるこの研究所の人たちがなんとも胸糞悪いのですが、これは実にホラー映画の観客を揶揄しているわけですね。お前らだって映画の中で逃げ惑う人をポップコーンを食べたりしながらヘラヘラ観てんじゃねーか、と。
後半の「パーティの始まりよ」からの展開はサービス満点でもう爽快のひとこと。
主役のクリステン・コノリー嬢が石野陽子さんに見えて仕様が無かったです。他の出演作品はナイト・シャマラン監督の「ハプニング」の冒頭、公園のベンチで読書している女性役・・・ってそんなの分かんないですって。
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