(2006年/カナダ・英・米)
『リボルバー』に続いて、たまたまジェイソン・ステイサム続きです。
見始めからどこかで観たような展開が続きます。銀行強盗は『インサイド・マン』、一匹狼的なはみ出し刑事に小賢しい新米刑事が相棒となるのもよくあるパターン。誤って人質を撃ち殺してしまったというのもどっかで観たような・・・。
しかも今回「吹き替え版」だったんですよね。これまでiPhoneの小さい画面で字幕を追うより吹き替え版の方を良いのではないかと思わなくもなかったのですが、断然字幕に軍配です。
まずは「吹き替え版」だと感情移入が出来ないですね。どうしても「スタジオでヘッドホンしながらしれーっとアテレコしている声優陣」という絵が思い浮かんでしまう。字幕版だってアテレコだと思いますが、現場を体験しているだけに迫力が全然違います。
それから電車のノイズで結構声が聴きとりにくいことに気付きました。これも字幕版だとまったく問題ないですもんね。
というわけで肝心の映画ですが、若造刑事の大活躍で話はとんとん拍子。中途半端な格闘シーンをはさんで、ラストにどんでん返しですが、これもなんだか中途半端で「やられた!」というようなカタルシスが得られない。これは「吹き替え版」であるという理由だけではないですね。うーむ、カオス。
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