(2011年/アメリカ)
最近ウディ・アレン監督作品を観る機会が多くて、これもその流れで観たのですが、ジャケットを観て「ああ、これかぁ」と。TSUTAYAのレンタルDVDコーナーでも見かけるたびに「ジャケットが良いなぁ」と思っていた作品なのでした。
冒頭のパリの風景が延々と流れるシーンが素晴らしいです。芸術の都パリの美しい風景、「雨のパリが良い」というアメリカ人脚本家の主人公役のオーウェン・ウィルソン氏。「ズーランダー」や「グランド・ブダペスト・ホテル」で観た事があるようなのですが、覚えてないなぁ。
深夜のパリの一角に古い車が通りがかって乗り込むと昔のパリへタイムスリップして、フィッツジェラルドやジャン・コクトー、超イケメンのヘミングウェイと語り合う・・・という実にファンタジーな映画です。
ラストもさらりと爽やかで、所謂ウディ・アレン作品らしからぬ、灰汁のない感じでした。これはこれでとても良い映画です。
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