(2015年/アメリカ)
別に避けていたわけではないのですが、ウィル・スミス氏出演の映画って観たことがありませんでした。強いて言えば『メン・イン・ブラック』(1997年)くらいですが、あれはトミー・リー・ジョーンズ氏と半々ですもんね。
前半はスピード感があって楽しく観られたのですが、「数年後」からの後半戦が主人公の立ち位置やら目的やらが掴みにくくて、折角のどんでん返しも取って付けたみたいでした。
そもそもタイトルの「フォーカス」は「相手を騙すときにはフォーカスを外すのが肝心だ」みたいなことでしたが、映画としてもそれを外してしまっているような。
素人考えだと、俳優さんと女優さんの結婚なんかも「どこまでが演技でどこからが本音」なんだか上手くいかなそうですが、詐欺師カップルなんてもう絶対上手くいくわけないですよね。余計なお世話ですが。
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