オーシャンズ8

Cinema

(2018年/アメリカ)

「オーシャン」シリーズの全員女性版。

主演はサンドラ・ブロック女史。嗚呼、やっぱり苦手。いつも言いますが、銀行窓口にいたら「絶対あの人に当たりませんように」と目をつぶって祈りたいタイプの女性です。

そもそも「オーシャン」シリーズは『オーシャンと十一人の仲間』(1960年)、そのリメイクの『オーシャン11』(2001年)も観ているのですが、イマイチ面白さがよく分かりません。だいたい外人の顔がよく見分けられないタイプなのに11人も登場されると「えーと、これ誰だっけ?」と言っているうちに終わってしまいます。

というわけで本作も、スーパー行員サンドラ嬢とケイト・ブランシェット嬢(『アビエイター』『ブルージャスミン』)、どことなくシンディ・ローパーを彷彿とさせるヘレナ・ボナム=カーター嬢(『ファイトクラブ』『英国王のスピーチ』『チャーリーとチョコレート工場』)くらいであとのメンバーはあまり印象に残りません。うーん、ケイト嬢もときどき悪友サンドラ嬢に悪友的ツッコミを入れるくらいで別にこれといった特徴なかったしなぁ。

いやいや、この人を忘れてはいけませんね。アン・ハサウェイ嬢!他の7人が束になってかかっても敵わない、頭取級の存在感で、もうこの人が画面に居るだけで成立しちゃいます。

この手の映画にありがちなカメオ出演として、ダコタ・ファニング嬢やケイティ・ホームズ嬢、果てはテニス界の妖精シャラポワ嬢まで登場(気付かなかったですが)。最早、年忘れ紅組歌合戦状態です。

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