(2014年/アメリカ)
『マトリックス』のキヌア・リーブスさんですね。多分そう言われることを潔しとしないご本人が製作総指揮も兼ねて作ったのが本作だと思われます。
妻となる女性を愛するがために引退した凄腕の殺し屋(「やつは鉛筆1本で3人殺したんだ。鉛筆1本で、だぜ」)ジョン・ウィックが病死した妻が残した子犬を殺された復讐に元の雇い主の組織に殴り込む・・・もう荒唐無稽の貸し切りハイウェイど真ん中一直線、向かうところ敵なしです。
キヌア・リーブスさんも、きっと「何しても許されるキャラ」殿堂入りを狙っておられるんでしょう。トム・クルーズ氏やディカプリオ氏やブルース・ウィリス氏、ちょっと前のシュワルツェネッガー氏のような。そういう意味では、キヌアさんには少し「愛嬌」のようなものが欠けているような気がしますが、このままではリーアム・ニーソン御大の後継者になってしまうという危惧もあったのかもしれません。
いずれにせよ1年延びて来年公開予定の第4弾が出来るくらいですから、映画アクションよろしく、ぎりぎり命綱を掴んでの危機回避、なのでしょう。
というわけで、内容については特に書くことがないんですよね。何も考えずに心を無に、安心して観てられます、というくらいで。
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