(2016年/アメリカ)
別に深い意味はなく、シリーズ第3作『エンド・オブ・ステイツ』から遡ってのシリーズ第2作目の舞台はロンドン。イギリス首相の病死に伴う国葬参列のため各国の首脳が一堂に会することに。
奥さんが身重である我らがシークレットサービス、マイク・バニング氏も渋々アメリカ大統領の護衛としてロンドンに乗り込むわけですが到着するや否や、想像を絶する首脳暗殺バザー開幕となります。
我が日本国首相も河川を渡る吊り橋もろとも・・・。
前作の(と言っても次回作ですが)冒頭、ドローンによる圧巻の襲撃に負けずとも劣らぬツカミで度肝を抜いてくれます。こういうのって我が日本国ではちょっと無理でしょうね。「『要人暗殺をエンタメにするとは是如何に!』とスポンサーに言われたら嫌だし」という事勿れ会議で否決されて終わりで。
前作(=次回作)同様、そこはもう天晴れなのですが、そこからが何だか中途半端なんですよね、前作(=次回作)同様。前作(=次回作)では大統領であられるモーガン・フリーマン副大統領が出てくるたびにフリーマン的含蓄ありそげな御託を並べるところも全く同様。
いやぁ、ここまでくると「様式美」と言っても差し支えないのではないでしょうか。次回作(といっても第1作目なわけですが)が今から楽しみです。
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