(2013年/アメリカ)
『エンド・オブ・ステイツ』(2019年)、『エンド・オブ・キングダム』(2016年)とシリーズを遡りながら観ることになりましたが、本作がシリーズ1作目です。
3作とも「そりゃないだろ」という荒唐無稽な展開でありながら、恐らく忖度なきテロ・殺戮描写や特殊効果、そして主役のジェラルド・バトラー氏を始めとする俳優陣の地に足の着いた安心感溢れる演技のおかげで、訳の分からない説得力で以て最後まで引っ張ってくれるという他では得難い映画となっています。
モーガン・フリーマンのガッカリ具合なんて、もう名人芸としか言いようがありません。
こういう映画って世の中にごまんとありそうで、いやいやどうしてなかなか無いです。WikiPediaによると、評論家の一致した見解は「オリジナリティはないが、(中略)アクション狂には充分な出来かもしれない」。
創作料理だけど一体何を食べたのかよく分からない料理より、ありふれたメニュー、例えばカレーだったりしてもちゃんと喰わせた方が勝ちだと思うんですけど。オリジナリティなんて所詮作り手のひとりよがり・・・とか言ったら身も蓋もないわけですが。
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