(1989年/アメリカ)
マイケル・ダグラス、高倉健、松田優作という日米豪華共演と大阪が舞台ということで当時随分話題となった作品。
しかしマイケル・ダグラス氏はいつ見ても濃いですね。「ゲーム」然り、「追撃者」然り。山盛りのビフテキを見てるみたいで胸やけします。
そして本作が遺作となった松田優作氏の怪演もまた味付濃厚。高倉健さんの演技は多分初めてちゃんと観ましたが、実直な人を実直に演ずればこの人の右に出る人はいない、という想像通りでした。
大阪の風景がどう見ても「ブレードランナー」の世界だと思ったら、監督はまさにリドリー・スコットその人。逆に実際の大阪がきれいだったのでびっくりしたらしいです。
ちなみにヤクザの組員役には安岡力也氏やガッツ石松氏、気付かなかったですが内田裕也さんも出てたみたいです。
こうしてみるとマイケル・ダグラスをゲストに吉本新喜劇で刑事・ヤクザものをやってるようなコテコテぶり。誰かパンシロンを!
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