(2019年/フランス・ベルギー)
全く食指の動かないタイトルですが鑑賞。
イザベル・ユペール女史みたいな義母と絶世の・・・とはいかないまでも今風に整った顔立ちの娘との豪奢な屋敷内でのやり取りから始まります。時は中世・・・かと思いきや、タンクトップ姿で娘がジョギング。現代かぁ、と思ってたら後ろから来た車にそのまま拉致される。なかなか意表を突く展開です。
人里離れた森の中で何とか脱出して田舎町でどこか奇妙な住人たちと暮らし始めた娘。そこにユペール女史風義母がやってきて・・・というストーリー。
まさかなぁと思っていたら義母はまさにイザベル・ユペールそのひとでした。う~ん、そりゃまぁ合うけどなぁ・・・ちょっと勿体ない気がします。
白雪姫キーアイテムの毒入りリンゴが出てきたり、ラストは7人の小人が勢揃いしたり、グリム童話を「官能コメディ映画」としてリメイクしたという本作。「官能」はともかく、「コメディ」をどこに感じたらいいのかな、と。
要するに「あなたの知っているグリム童話の白雪姫は所詮チャイルド騙し、アダルト向けだったらこうなるかもね、んふ」という「んふ」にコメディ感があるのかと。
やっぱり、まったく食指が動きませんね、んふ。
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