曲紹介
というわけで、「よ」1発目は弾き語りコーナー初の広島弁の曲です。
奥田民生先生の故郷であり、上司の出身地ということもあって広島というのは他の都道府県よりは何か身近に感じます。会社の営業所もあって何回も行ってますしね。
この曲の凄いところのひとつにその歌詞があります。基本的に主人公の(たぶん)女性の独白形式なのですが、2番で「何かは分からん 足りん所があったけん」と言うんですね。これは凄いです。曲を作るにあたっては作り手は「神様」なのです。万能です。登場人物を好き勝手に動かしたり、心の中に入り込んだり、旅に出たり・・・何だって出来ちゃいます。その「神様」をして「分からん」と言わしめてしまう、それが人の心なんですね。
物語としてみても何があったのかよく分からない二人ですが、主人公のある種の「開き直り」のような心境に切なさが透けてみえます。タイトルも良いです。
歌詞
▼「よ」
AG,Vo:C&P
元ネタはこちら。
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