(2018年/アメリカ)
「これぞB級ホラー映画!」と大きな声を出したくなるような風格漂う一作です。
演技も雰囲気もそれなりにちゃんとしているのですが、掻い摘んで言えば2行くらいで済んじゃいそうなアイデアなんですね。
「『子どもをさらう森の扉』の封印を解いてしまったファミリー。その扉にさらわれた息子を取り戻すべく夫婦が悪魔と交わした契約とは」・・・これを1時間半かけて見せようとするから、どうしたって間延びするわけです。
悪魔との契約交渉(!?)シーンなんて「一体何を見せられているんだ」と脱力感を覚えますが、でも変にキャラの濃い黒人霊媒師によるコント風お芝居を見ていると一周廻って面白かったりします。
そして渾身のオチ!伏線回収を狙ってたりするのがなんともチャーミングです。
いやぁ徹頭徹尾「ホラーコント」ですね。
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