(1997年/フランス)
ワイスピですとか、車ものがあんまり好きではないので避けてましたがこの度鑑賞。こういうのってアメリカというイメージなのですが、フランス映画にして舞台もマルセーユ。
トム・クルーズとブラッド・ピットとあと2人くらい足して6で割ったようなサミー・ナセリ君がピザ屋スクーターをぶっとばすところからスタート!
まぁフランス映画特有の地を這うようなテイストも大概しんどいですが、こういう変に明るい微妙なタガの外れ具合についていくのもなかなか大変です。
「カーアクションコメディ」ということなのですが、笑いのセンスが嚙み合わないコメディほど観ててモヤモヤするものってないですよね。「いや、それ、そんなおもんないで」と言うまでもないようなやりとりが続くんですから。
観終わって作品概要をみてビックリ。あのリュック・ベッソンが製作・脚本?
でも冷静に考えてみるとリュック・ベッソン監督作品の『ニキータ』も『レオン』も『フィフス・エレメント』も『アンジェラ』も『LUCY/ルーシー』も、なんか微妙に的が外れている印象なんですよね。それぞれ大ヒット&名作との誉れ高い作品ばかりですから、的が外れているのは誰が何と言おうと当方なんですけれども。うーむ。

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