(2001年/フランス)
まぁこれも「いつかは観ないと」シリーズですね。主役は日本人にも親しみやすい感じのオドレイ・トトゥ嬢。『ダ・ヴィンチ・コード』でも本作とは違った魅力を放ってましたね。
色んなサイトで「とにかく女の子ウケする映画」と書かれていましたが、アメリの歪みのある天真爛漫さといいますか、自由奔放さといいますか、そういうのは女子の共感を得るんでしょう・・・か?男子にはちょっと分からないですね。
それよりも印象的なのは、色彩やカメラワークやプロットが監督の意図でがっしりと固められている安定感の凄さです。
たとえば色彩。観ているとクリスマスカラーの「赤」「緑」一色。あ、一色ではないですね。2色。青のスタンドカバーが実に「異色」です。
アメリが好きなコト「石切り」のカメラアングルも凄いですね。
プロットはアメリの妄想癖の世界なのか現実なのか・・・と思わせながら、もう何だか考えても仕方ないからアメリの、監督の確固たる世界観に身を委ねよう、という感じになっちゃいます。
ちなみにちょっと知恵の足りない店員役に『アンジェラ』の植草克秀さん・・・否、ジャメル・ドゥブーズさんが出てました。
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