イエスマン “YES”は人生のパスワード

Cinema

(2008年/アメリカ)

『トゥルーマン・ショー』のジム・キャリー主演のコメディ映画。以前観た『トゥルーマン・ショー』がなかなか面白かったので。

何かにつけて「No!」がデフォルトになっている主人公が、全てを「Yes」で受け入れるとどうなるか・・・というタイトルそのまんまのストーリーです。

『トゥルーマン』よりもジム・キャリー節が濃いですが、それも含めてのジム・キャリーですからね。「植木等の演技がくどすぎる」といいながら『ニッポン無責任時代』を観る人はいないわけです。

ヒロインはズーイー・デシャネル嬢。物凄く可愛かったり、はたまた普通に見えたり、と自在な「魅力スイッチのON/OFF」が印象的です。ツンデレというのとはちょっと違うんですね。陽が差したかと思うと雲がかかったり、というような人智及ばぬ自然現象っぽい演技といいましょうか。

いずれにせよ男がつい惹かれてしまうタイプで、『(500)日のサマー』のジャケ写で男の子がポーッとなってるのも無理からぬ、です(未鑑賞ですが)。

横道に逸れてばかりですが、いかんせん本作も「そのまま」なので、「そのままです」としか言いようがありません。

Yes!以上です。

コメント

  1. OJ より:

    ジム・キャリー氏は「マスク」で観たやたらギラギラした眼の人という印象がありますが、それはさておき「自在に魅力スイッチをオンオフしつつ、自然現象的な演技をする」という共演の女優さんが気になりますw
    そんな女性に騙されてみたいものですが、おそらく騙されている事すら気がつかないのでしょう(笑)

  2. OJ より:

    わぁこれはいいですねw 沁みるような音楽と一緒に、青空に吸い込まれていくようなスケール感! 人生がちっぽけな劇場なら楽しんだもの勝ちでしょと言われているような気がしました。これからもささやかに街の片隅で呑んだくれていく気持ちを新たにしました(笑)

  3. C&P より:

    「きちんと理由は説明できないけれど何だか胸に刺さる」というものが時々ありまして、このカバーもそのひとつです。その対象が年々増えているような気がするのは単純に経年劣化なのでしょうね。
    新しい時代の幕開けでもありますし、当方もOJさんに倣って、気持ち新たに呑んだくれてまいる所存です。乾杯!

  4. C&P より:

    CMからしてアクが強そうな気がして『マスク』も未見なのです。恐らくマスクをかぶせても迸るギラギラ振りなのでしょうね。
    女性に騙されるという件ですが、奇しくも植木等氏が仰っているとおり、一目見た娘に手を出して「騙したつもりがちょいと騙され」て、それでも「分かっちゃいるけどやめられねぇ」のが男のサガなのでしょう。
    余談みたいですが中納良恵さんとSAKEROCKのカバーは聴くたびにホロっときてしまいます。https://youtu.be/Mnc-V1x2caM