エド・ウッド

Cinema

(1994年/アメリカ)

「史上最低の映画監督」という称号を持つ実在の映画監督の半生を描いた作品。興味が沸かないわけがありません。「史上最低の映画」とは一体どのようなものなのか、そしてそれは一体どのような人物のどのような想いによって撮り続けられたのか・・・。

というわけで、監督は『バットマン』『シザーハンズ』『チャーリーとチョコレート工場』などの売れっ子ティム・バートンさん。主演はこれも超売れっ子のジョニー・デップ。「史上最低の映画監督」の映画を超豪華スタッフで撮る、というのも何とも言えないですね。

そもそもティム・バートン監督はエド・ウッドのファンなのだそうです。ちなみにデヴィッド・リンチ監督やクエンティン・タランティーノ監督もファンなんだとか。何となく分かるような・・・。

エド・ウッドのハチャメチャにしてトホホ感溢れるキャラクターを軸に、老俳優ベラ・ルゴシとの友情、ガールフレンドとの確執(エド・ウッドの女装癖が受け入れられなかった)、新しいガールフレンドのひたむきな愛情が描かれていてほっこりさせられました。まぁ現実は想像を絶するシビアさだったんでしょうけれど。

ちなみにエド・ウッド監督自身が最高傑作と信じ、歴代最低映画との評価も高い『プラン9・フロム・アウタースペース』は著作権フリーとなっていてWikiPediaでも観ることができます。

ちょっとだけ観ましたが、時間が勿体ないのでよほど暇を持て余したときのために取っておきます。

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