(1997年/アメリカ)
これはTSUTAYAの「SFコーナー」のおすすめの1本。たったの3文字なのに、どう頑張ってもタイトルが覚えられないです。
主役のイーサン・ホークさんは初見。ユマ・サーマンさんはタランティーノ監督御用達の女優で「パルプ・フィクション」「キル・ビル」。
お二人はこの共演がきっかけで結婚(後に離婚・・・)ということです。そして「スルース」「シャーロックホームズ」のジュード・ロウ。相変わらず、派手さはないけれど目を離すことができない演技です。
舞台は近未来。遺伝子の段階で「加工済」「未加工」に区分されて、出生後はそれぞれ「適正者」「非適正者」として扱われる世界で、「非適正者」として生まれた男が「適正者」からしか選ばれない宇宙飛行士に憧れて・・・というストーリー。
生まれる前から遺伝子情報の各種病気発症の可能性から生存可能年数まで計測されて、親に「これでどうでしょうか?」と提示される。そうして生まれた弟と自然受精(=非適正者)の主人公である兄との関係もベースになります。確かに近未来にはありそうな話で怖いですね。
途中から宇宙センター内での殺人事件も絡んでドキドキのサスペンス要素も。なかなか面白かったです。ちなみにWikiPediaによると音楽が「1998年のゴールデングローブ賞の最優秀映画音楽賞にノミネートされた」ということなのですが、どんな音楽だったかちっとも印象に残ってません。「何か流れてたっけ?」というような感じです。それだけ演技やストーリーにのめり込んでいたということなのでしょう。良いのか悪いのか・・・。
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