(2014年/アメリカ)
監督のジョン・ファヴロー氏は人気シリーズ「アイアンマン」の監督でもありますが、今回は監督・脚本・主演までこなしています。
実力あるシェフが料理評論家とツイッターでバトルして炎上。フードトラックから出直すというサクセスストーリー。実にストレートなストーリーで、映画を観ながら「もうそろそろ、ちょっとした挫折やトラブルがあったりするんだろうな」と穿った観方をしていたのですが、そんなことは全く意に介さない直球ストーリー。
要するに序盤の「ただ他人の事に文句を言ってやがる野郎に俺の気持ちが分かるもんか」という、「アイアンマン2」で酷評を受けたという監督の心の叫びをそのままぶちこんだ映画なのでは、と。
で、それはそれとしてまっすぐに悔しさが伝わってきますし、その後のまっすぐな展開も爽快で、単なる恨み節で終わっていないですし、観る人をポジティブにするパワーあふれる良い映画でした。
「アイアンマン」の監督冥利なのか、チョイ役にスカーレット・ヨハンソン嬢(相変わらず魅惑的)、ロバート・ダウニー・Jr氏(変人に振り切った演技が最高)、ダスティン・ホフマンが出演しています。
それにしても料理が美味しそうでした。
コメント