(2004年/アメリカ)
これもトム・ハンクス主演。監督はスティーヴン・スピルバーグ。豪華です。
ジョン・F・ケネディ国際空港についた途端に母国が戦争による無国籍状態となり、空港に待機せざるを得なくなった主人公が繰り広げるヒューマンコメディという内容ですが、『フォレストガンプ』さながらに、愚直にまっすぐな主人公を演じさせたらこの人の右に出る人はいないですね。日本の俳優でいえば西田敏行さんみたいな感じでしょうか。
あんまりメインとしては出てこないんですが、ヒロイン役のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ嬢は『シカゴ』でアカデミー助演女優賞を受賞、とのことですが覚えてないなぁ。リチャード・ギア氏のにやけ顔しか。ですが、男好きする感じがよく出てました。ちょっと違うかもしれませんが、田畑智子さんみたいなネコっぽい雰囲気だなぁ、と。
そりゃいろいろと細かいつっこみどころはあるんでしょうけれど、観る者を引きつけて離さないトム・ハンクスの演技(前半のクラコウジア語は全てアドリブだというんですから恐ろしい)と、スピルバーグ監督のエンターテイメントなレールに乗っかって「映画」を楽しめばいいんです。
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