(2006/アメリカ)
「必ず見た方が良いサスペンス映画」より。
ディカプリオ氏主演。いろいろと彼が主演の映画を見ていますが、良く考えてみるとあまり笑っているところを見たことがないような気がする。いつも何かを抱えて深刻気に眉間に皺を寄せている。例によってこの作品も「眉間に皺」系です。
最後はどう表現したものか分からない「どんでん返し」があります。そしてみんな「ディパーテッド」になってしまう。
悪の組織のボス役があのジャックニコルソンさん。「イージー・ライダー」「カッコーの巣の上で」「シャイニング」。道理で存在感があるわけです。
ヒロインのヴェラ・ファーミガさんは「どっかで見たよな」と思っておりましたが、「ミッション:8ミニッツ」の大尉役とあの「エスター」のお母さん役。「エスター」はあの女の子が凄いのでお母さんの記憶がまるでありません。ディカプリオ氏同様、心の奥の深刻な問題をセリフとかではなくて無表情な顔付の何秒間で表現する人です。
いつも映画を見たあとはネットで色んな方の「解説」ページを読むのですが、この方の解説は「よくもそこまで理解できるよなぁ」という内容で、むしろ映画そのものよりも感動を覚えました。どうせ見るならここまで理解して見たいものです。
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