(1965年/イギリス)
これはTSUTAYAの「名作発掘コーナー」にあってずっと気になっていた作品。
オープニングのキャスト・スタッフロールがお洒落です。ジャケットにもなっている黒い紙をにゅっと伸びてきた手がその一部を千切るとその下にキャスト・スタッフロールが出てくる。最後にすべてを千切って映画がスタート。
こういうオープニングが凝っている映画って時々ありますが、個人的に好きです。この前の「激突」は車がトンネルに入るとその暗闇にスタッフロールが出てたな。大体あんまり本筋とは関係ないんですが。
というわけでタイトルどおり、バニーという娘がいなくなっちゃうという映画で、でも話が進むにつれて観客も「本当にバニーという娘は実在していたのか?いなかったのか?」ということになって、最後までひっぱられます。
同じく娘が行方不明になる映画「フライトプラン」の場合は、最初にジョディフォスターと一緒にいるシーンを観客が見ているので、そういう意味では全く別のタイプの映画なんですね。
1965年のモノクロ作品ですが、なかなか面白かったです。
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