フォーン・ブース

Cinema

(2002年/アメリカ)

曲ばかり作っておりましてしばらく映画から遠ざかっておりましたが、連休ということもあって久し振りに5本借りてまいりました。まぁ1本はドリフの「8時だよ!全員集合」ですが。

というわけで、ずっと駅前のTSUTAYAに無かったので見れなかった「フォーン・ブース」。サスペンス映画の名作紹介サイトでは頻出なのでずっと見たかったのです。

終始「電話ボックス」が舞台となる映画だけにもっと地味なのかと思っておりましたが、パトカーや狙撃隊が来たりして想像よりもなかなか豪勢でした。

そもそもは恐らく「電話ボックスという限定された設定でサスペンスが成立するか」というネタだったのではないかと思うのですが、それだけでなくちゃんと「情報化社会への警鐘」や「誠実であるということ」についてのメッセージも明快できちんと映画として成立しているのが素晴らしいかったです。

私もよく音楽で「ネタもの」をやるわけですが、単なる「ネタ」で終わるのではなくちゃんと「音楽作品として成立しているか」というのを自ら問うていかなくてはいけないと思わされた次第です。まぁ、口で言うほど簡単ではないわけですが。

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