ホテル・ニューハンプシャー

Cinema

(1984年/イギリス・カナダ・アメリカ)

原作を読み終わった興奮冷めやらぬまま、たまたま無料で視聴可能だった映画を鑑賞。

フラニー役はあのジョディー・フォスター、当時22歳。ときどきとても下半身が太って見えたのですが(失礼!)、あの鼻っ柱が強そうな感じがぴったりでした。それをはじめとして家族のキャスティングがそれぞれぴったりで、リリーなんてすぐ感情移入できて、「開いた窓の前で立ち止まれなかった」あのシーンなんかは涙が止まりませんでした。

熊のスージーは醜い設定なのですが、どう見ても美人過ぎるナスターシャ・キンスキー嬢。

しかしあれだけの長編小説を109分に納めたこの映画。原作を読み終わった直後だったので、「はいはい」という感じで観れましたが、いきなり映画だったらとても理解できなかったかもしれません。

それでも夢のようなラストシーンはこれまでに観た映画のどれよりも素晴らしくて、息が詰まって観ていられなくなるくらいでした。

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