(2012年/アメリカ・イギリス)
未見ですが、タイトルはよく聞く『泥棒貴族』という映画のリメイクで、あのコーエン兄弟(『ノーカントリー』『ファーゴ』)が脚本、主演はコリン・ファースとキャメロン・ディアス・・・豪華です。
まぁ何しろ「一体何が面白いんだ!」という顔をしながら面白いことをするコリン・ファースの演技が良いんですね。こういうのは俳優のキャラクターに尽きるんでしょうね。これがブラッド・ピッドだったりすると違和感があるでしょうし。
キャメロン・ディアスさんは当時40歳手前のはずですが、なんだか老け顔ですね。『悪の法則』の時も思いましたが同世代と思えない感じです。もうちょっと若そうで実はしっかりしているような女優さんの方が説得力があったような。
騙されるターゲット役、アラン・リックマンさんは『ダイ・ハード』の悪役以来ですが、布施明さんに見えて仕方なかったです。
ラストが何だかとってつけたようで、ドンデン返しされているような気にならなかったですね。「最後の5分でコリン・ファースに急に格好良くなられてももう受け容れられんよ」と。
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