(2012年/イギリス)
言わずと知れたヴィクトル・ユゴーの小説「レ・ミゼラブル」の映画です。まぁこういうのはずっと避けてきたのですが、あまり観るものもなくなってきたので。
しかしまぁ、キャストが豪華です。主役のヒュー・ジャックマン氏は「タロットカード殺人事件」「ソードフィッシュ」。実は今まであまり記憶になかったのですが、この映画では「よっ!主役!!」という感じです。
悪役はあのラッセル・クロウ氏。今まで「洋画界のせんだみつお」と言っておりましたが、こんなに冷徹な演技でかつ歌がこれほど上手いとは。
早々に亡くなってしまうヒロインの母親役はアン・ハサウェイ嬢。「パッセンジャーズ」ですね。この映画の中で髪を切られるシーンは地毛ですし、この人の歌のシーンはそれまでの「なんだよ、ミュージカル映画かよ」というこちらの姿勢を思わず正してしまう凄さでした。
ヒロインはアマンダ・サイフリッド嬢。これもミュージカル映画「マンマ・ミーア!」。
これほどの豪華キャストならミュージカルではなくて普通に演技してくれた方がこちらも感情移入できたのに、という気持ちが最後までないことはなかったのですが、それでもやっぱりこの人たちの歌と演技は凄かったです。
しかも口パクではなく、全部撮りながら歌ったというんですから!ブラボー!!
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