呪いの血

Cinema

(1946年/アメリカ)

「2度のアカデミー賞監督賞に輝くハリウッドの鬼才ルイス・マイルストンが戦後間もなく撮ったスリラーの傑作。巧みな心理描写で登場人物の個性が浮き彫りになってくる。カーク・ダグラスのデビュー作。この作品は1946年度のアカデミー賞脚本・原案部門でジャック・パトリックがノミネートされた。」(dTV解説文より)なんて言われると期待するじゃないですか。

でも全体的にぼんやりして、誰の何に感情移入していいのか分からないまま、あっけなく「The END」。日本語タイトルの意味もよく分からないし(原題は「The Strange Love of Martha Ivers(マーサの奇妙な愛) 」)。

最初の方に出てくる金持ちの伯母さん役は「レベッカ」で不気味な存在感ある女中役(ほとんど主役でしたね)のジュディス・アンダーソンさん。ここでも鉄面皮な雰囲気を存分に発揮しておられました。

何の因果もなく突然主人公と仲良くなる女性トニー役はリザベス・スコット嬢。

なんだかフリーアナウンサーの渡辺真理さんに見えてしかたなかったです。こうして写真で見ると違うんですけどね。

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