奇跡のシンフォニー

Cinema

(2007年/アメリカ)

主演は『チャーリーとチョコレート工場』で知られるフレディ・ハイモア君だそうです。観てないので知らないのですが、ケチの付けようのない子役振りです。

なのに何かケチを付けたくなっちゃうのは、まずこの邦題でしょうね。我ながらよく観ようと思ったなと思うくらいに寒いです。

最初の草原でフレディ君が指揮をする(?)シーンは良かったんですが、彼がいるのは孤児院。彼の両親は音楽好きな男女、出会うや否や一夜の契りを交わして、中途半端な理由で離ればなれになって、でもフレディ君を身籠っていて・・・孤児院を抜け出したフレディ君は音楽に天賦の才があって、なんやかんやで彼が指揮するコンサートで両親と再会する。あぁこれぞまさに「奇跡のシンフォニー」・・・ってなりますか?

なんというか、音楽って確かに素晴らしいものですが、だからこそそんな安易に「奇跡の~」とか言われると腹落ちしないんですね。『アマデウス』なんか観ると「奇跡」とか言わなくても「音楽に天賦の才があるというのはこういうことか」と思いますもんね。サリエリの苦悶ぶりたるや。

まぁ、なんで観ようと思ったんでしょうね。

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