少年は残酷な弓を射る

Cinema

(2011年/英・米・日)

これはずっとTSUTAYAのサスペンスコーナーにジャケットがこっちを向いて立っていて気になっていた作品なのでした。ジャケットの男の子が韓国人だと思っていたのでてっきり「母なる証明」のような韓国映画と思いきや、普通に(?)外国映画でした。

いろいろな評論サイトで「タイトルは何かのメタファーだと思っていた」と書かれていましたが、私もその一人でした。まさか本当にあんなにも「残酷な弓を射る」とは!

メタファーという意味ではこの映画は「もし母親が我が子を抱きしめなかったとするとこうなるかもしれませんよ」ということなのでしょう。映画の途中、主人公と泣き叫ぶ我が息子とのシーンを見て「そりゃいかんわ。だって抱きしめてないもん」と即座に相方が言ってました。

しかし原題の「We Need to Talk About Kevin」(我々がケヴィンについて語るべきこと」)にこの邦題をつけるとは恐るべしです。多分原題のままでは借りなかったでしょうし。

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