情婦

Cinema

(1957年/アメリカ)

「どんでん返し」系ということで1957年制作の「情婦」。あのアガサ・クリスティが原作です。

しかしこれ、邦題とパッケージが悪いですよね。原題は「Witness for the Prosecution(検察側の証人)」ということで舞台は法廷です。パッケージだってちょっとした回想シーンの一幕です。このタイトルでこのパッケージだったら、TSUTAYAの店員のお姉さんに「この人、回顧主義的耽美派なのかしら」と思われてしまうかもしれない。やめてほしい。

弁護士のおじさん(チャールズ・ロートン)が高木ブー似で、映画を見ながら「ブー、今なんて言った?」という感じで酷い通称となってました。しかもこちらの「ブー」はまたよくしゃべるブーなんですよね。ブーの付き添いの看護婦役(エルザ・ランチェスター)はなんとブーの本当の奥さんということです。ブー、やるね!

映画の話に戻りますが、「どんでん返し」系と分かって見ているにもかかわらず、やっぱりどんでん返されちゃうんですね、これが。しかも立て続けの二重どんでん。びっくりです。

ある方曰く「あの弁護士のおじさん、ブーに似てるって言ってたけど、もっと似てる人いるよなぁって思っててやっと分かってん。清川虹子!」。・・・・・・。

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