理由

Cinema

(1995年/アメリカ)

これもTSUTAYAのついで借り(失礼!)。初代007ショーンコネリー主演のどんでん返し系サスペンスみたいなのでまぁいいかな、と。

目の綺麗な黒人青年がある日パトカーに連行されて少女殺人の罪で死刑囚に。このとき連行して尋問・自供させた刑事役がジャケット右側のローレンス・フィッシュバーンさん。「マトリックス」シリーズでお馴染みです。

なにはともあれ、やはりショーンコネリー氏のダンディズム溢れる格好良さに尽きますね。その奥様役にしては若いかなぁという感じのケイト・キャプショーさんは「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」のヒロイン役にして、あのスティーヴン・スピルバーグ監督の奥様でもあられます。わーお。

何が一番驚いたって、二人の娘役が当時11歳のスカーレット・ヨハンソン嬢!全く気付かなかった。

物語としては前述の逮捕・自供に至る「黒人差別」問題と真犯人が誰なのかというサスペンスが観ている側でごっちゃになって、テーマが濁って見える感じでした。「人種差別はもちろん駄目だけど、殺人ももちろん駄目だよな」という云わば当たり前のところをグルグル回る感じで複雑なのかシンプルなのか・・・。

まったく関係ないですが、中盤から出てくる野生ワニの「早く喰わせてくれ!」感が見ていて微笑ましかったです。最後に喰わせてもらえて良かったですね。

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