英国王のスピーチ

Cinema

(2010年/イギリス)

これは『鑑定士と顔のない依頼人』のジェフリー・ラッシュさん(ジャケット左のおじいさん)が出ているということでずっと気になっていた一本。

主役の英国王は先日見た『リピーテッド』の夫役だったコリン・ファースさん。どうしてもニコール・キッドマンばかり見てしまってたので、あんまりこの人の印象がないのですが。「生真面目な英国人」という印象なのでどうなのかな、と思ったら、ネットでは「コリン・ファースが格好良い」という意見も多くあって、所謂「イケメン」俳優ではないと思うのですが(失礼)、結構人気者みたいですね。

というわけで肝心の内容ですが、吃音症の英国王をジェフリー・ラッシュさんが治して、最後には見事なスピーチを行う、というそのままのストーリーで、特にどんでん返しもなく(当たり前か)、破たんもなく、「生真面目な英国人」的映画でした。

内容には関係ないですが、カメラアングルというか、画面の切り取り方が見ていて「すごいなー」と思うところが多々ありました。部屋の壁を画面上で「壁紙」的に使ったり、階段を真上から撮ってみたり・・・・・・。こういうのも映画のひとつの楽しみ方ですね。

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