(1956年/アメリカ)
ヒッチコックですね。冒頭にヒッチコックが「これは事実に基づいた映画です」と言う。おかげでずっと「あー、こんなことが本当にあるんだな」と胃が痛かったです。所謂「冤罪」ものなのですが、本当に怖い話です。
いかにもヒッチコックが好きそうな女優さんはヴェラ・マイルズさん。前半の幸せそうな奥さんから後半の精神病を病んでしまう演技までが実に自然でした。「サイコ」にも出ていたそうです。
終盤までずっとシリアスだっただけに、ラストの「はい、おしまい!」みたいな感じが拍子抜けでした。ヒッチコックの映画ってときどぎそんなラストだったりしますね。
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