2:22

Cinema

(2017年/アメリカ・オーストラリア)

鮮やかな冒頭の展開に期待が膨らむも、みるみるしぼんでいくタイプのB級映画がありますが、本作もそんな一作です。

30年前にニューヨークのグランド・セントラルステーションで起きた三角関係のもつれからの殺人事件が事件発生の2:20に生まれ変わりのような3人により今再び・・・というストーリー。

その日(主人公の誕生日)に向けて、毎日2:20前に同じ出来事がループのように起きることに気付いた主人公がその原因を探るのですが、そのループが現実なのか妄想なのかよく分からないので、だんだんどうでもよくなってくるんですね。

【以下ネタバレ】

あげく避けがたい運命のように主人公を悩ませていた「殺人事件再び」は何故か回避され、幸せに暮らしましたとさ、とくれば、本当にどうでもよくなりますよね。「尻すぼみ系B級映画」の典型として楽しめました。

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