(2018年/アメリカ)
主人公が無敵すぎて、大船に乗ったような気持ちで観られる映画というのがあります。『96時間』シリーズのリーアム・ニーソン御大であったり、『ジョン・ウィック』シリーズのキアヌ・リーブスであったり。これもその系列です。
アメリカらしいDCコミックスをベースにしたスーパーヒーロー映画です。主人公のジェイソン・モモアは本シリーズが出世作みたいですね。
アクアマンというだけあって、ほとんど海の中。その圧倒的なCGで途中からアニメ映画を観ているような気になって、さらにはもうどっちでもいいか、と。
終盤の大スペクタクル戦闘シーンに至っては「野蛮で身勝手な陸人たちよ!海を大切に」というメッセージが霞んでしまいそうなくらいです。
まぁそれぐらい派手にぶち上げないと誰も振り返ってくれないのかもしれませんが、それにしても途中から観ていて「どうでもええわ。なんでも好きにして」となるのとどっちが良いのか悪いのか。
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