アトミック・ブロンド

Cinema

(2017年/アメリカ)

映画の途中、主役の女性スパイ役シャーリーズ・セロン嬢が繰り広げる怒涛のアクションシーンを見て、以前「映画アクションシーン特集」YouTube動画で見たやつだ、と。

というわけで、ポスターの宣伝文句どおり「最強の女スパイ、現る。」です。シャーリーズ・セロン嬢は多分初見ですが、あの『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の坊主頭の人や『ワイルド・スピード』シリーズなど実にワイルドな芸風の方のようです。アンジェリーナ・ジョリー嬢の下唇を普通にしてスカーレット・ヨハンソン嬢を足して割った感じでしょうか。違うでしょうか。

個人的にFBIとかKGBとかがメインの映画が苦手で「一体警察と何がどう違うのか」「なんでそんなにいつも偉そうなのか」「なんでバンバン人を殺してもお咎めなしなのか」など、初歩的なところが腹落ち不足なんですね。

しかも本作はCIA(アメリカ対外情報機関)とKGB(ソ連国家保安委員会)に加えてジェームズボンドでお馴染みのM16(イギリス情報局秘密情報部)の三つ巴とあって、もう全くついていけません。ふぅ。

キャストは何気に豪華で、セロン嬢とタッグを組むベルリンのスパイはシャマラン監督の『スプリット』で24人もの多重人格者を演じたジェームズ・マカヴォイ氏。同年の作品ということで、あの時のオーラそのままです。

 

セロン嬢の上司には独特の風貌と存在感のトビー・ジョーンズ氏(『ミスト』『裏切りのサーカス』『ハンガー・ゲーム』シリーズ)。

たまたま観る映画がなくて2回続けて観たんですが、それでもストーリーが理解できませんでした。どこの国のスパイにもなれそうにありません。ふぅ。

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