アンチ・ライフ

Cinema

(2020年/アメリカ)

先般の『ハード・キル』に続いてブルース・ウィリス氏出演作品。「今回もきっと・・・」とドキドキしながら観だしましたが、人が住めなくなった地球から「シン・地球」へ向かう最後の宇宙船に乗り込もうとするパニック状態を描く冒頭、なかなかの迫力です。これは大丈夫かも。

序盤からさっそく登場の我らがブルース氏、流浪のならず者という設定ですが、ちっともそう見えないところはご愛敬。いえいえどうして、いつものブルース・オーラを放っていてさすがです。

ところがそこから坂を転がり落ちるように映画のタガが外れだします。それでも変な押しの強さがあって観れたりするのですが、「さすがにそれはないだろう」という展開が続き、ラストのどんでん返し(?)の取って付けた感も半端ではありません。

ネットでも酷評しかない本作。期待に違わぬ「ブルース・ウィリス広告パンダシリーズ」B級街道まっしぐらですね。

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