カサノバ~最期の恋~

Cinema

(2019年/フランス・ベルギー・アメリカ)

これも前回に引き続き「絶対に観ないタイトルだけど、他に観るのもないから仕方なく観ました」シリーズ。カサノバ。全く興味も関心もありません。生涯で1,000人切り?ふん。

まぁもう徹頭徹尾フレンチな映画で、セーヌ川の流れの如くゆるやかに、それはもうゆるやかに時間は流れます。故 岡田眞澄氏から色気のすべて抜いたようなバンサン・ランドン氏演ずるカサノバさんよ、終始ボソボソボソボソと、一体全体何がしたいんだ?

100分間もの時間、一体何を見せられているんだろう思いますね。1,000人切りの猛者が最後の最後に若き娼婦に翻弄される姿に人生の侘びサビを感じるべきなんでしょうか。最後だろうが最期(!)だろうが、勝手にして下さい。

文句ばかりで申し訳ないですが、カサノバさんの食べるシーン。ペチャペチャクチャクチャと実に汚い食べ方で、その時は音量を絞ってました。また食事シーンがやたらと多いんですよね。

監督のブノワ・ジャコ氏は『小間使いの日記』(またはWOWOWのおっさんホイホイ邦題『あるメイドの密かな欲望』)。なるほどなるほど、こちらもライン川のごとく悠々とした流れ(ホントに流れてる?)の作品でしたもんね。ふん。

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