パーフェクト・リベンジ

Cinema

(2015年/アメリカ・スペイン)

出張でスペインにアメリカ銀行員が滞在ホテルからネットで現地女性を買春。要介護で気難しい母親と反抗がちな娘への腹いせとばかりにもう一度彼女にアクセスしたところ、部屋に男たちが押し入って彼女を監禁。彼女を救出すべく彼がとった行動とは・・・というストーリー。

エロティックサスペンスな出だしでしたが、保身的な銀行員の同僚が登場したり、売春婦の赤ちゃんをホテルに引き取ったり、なかなか賑々しく進んでいきます。

オチはご都合主義的なところもありますが、ポイントはそこではなくて「ヒーローは特別な能力が必ずしも必要ではなくて、普通の人だってなれる・・・かもね」ということなのでしょう。

そういう意味では、予想外に後味の良い映画でした。それにしてもタイトルの「パーフェクト・リベンジ」は多分エロティックサスペンス的ミスリードを誘う狙いなのでしょうけれど、何とも的外れですね(原題「KILLING TIME」)。

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