(2019年/フランス・ベルギー)
『ダ・ヴィンチ・コード』の続編なのかと思って観たのですが違いました。
『ダ・ヴィンチ・コード』の原作者の人気シリーズ4作目を翻訳するのに、各国の翻訳者を地下室に閉じ込めて翻訳させた・・・という事実をネタにして作られたサスペンス映画です。
9人の翻訳者のヒロインはオルガ・キュリレンコ嬢。『007 慰めの報酬』のボンドガール、『オブリビオン』ではトム・クルーズと共演というだけあって、魅惑の存在感を放ちます。
ヒール役のランベール・ウィルソン氏も『マトリックス』シリーズに出演、と翻訳者たちもそれぞれ味のあるキャスティングのようです(フランス俳優をほとんど知らない)。ですが~様々な映画評価サイトで指摘のとおり~何人かを除いてはほとんどそのキャラクターが浅堀りのままストーリーは進みます。
どんでん返しはそれなりに高評価みたいですが、個人的には「もしそれが目的だったなら、そんな回りくどいことをしなくてももっとシンプルな方法があったのでは?」と。
ときどきそういうサスペンス映画に出くわしますが、そういう映画に限ってすごく玄人筋には高評価なんですね。まぁ、これが当方ならではの素人クオリティなのでしょう。合掌。
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