(1985年/オーストラリア・アメリカ)
あのティナ・ターナー出演という時点で何となく暗雲が立ち込めてくるような気がします。気のせいであればいいのですが。
結論から言うと全く気のせいではありませんでした。土砂降りレイニーディです。
マックス・メル・ギブソンの仏頂面を画面の真ん中に据えて、ずっと不思議な世界観を見せ続けさせられます。それはそれでひとつの「映画体験」とも言えるわけですが。
変に訓話的な内容もなく、勿体付けたような恋愛要素もなく、メインとも言えるサンダードームでの決死の決闘シーンですらドキドキハラハラすることもなく・・・という意味では「若くない人向けエンターティメント」『ジュマンジ』シリーズにも似て、安心して観ていられました。
映画評論サイトがこぞって悪評なのもよく分かりますけれど。
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